2016/06/16
女性の薄毛には必ず原因がある?薄毛になる人の特徴とは?
どうも!プロスパー理学美容院の遠藤です。今回のテーマは女性の薄毛の原因と薄毛になる人の特徴についてお話ししたいと思います。
雑誌やテレビで女性の薄毛が話題になっています。それだけ脱毛に悩んでいる女性が増えてきたんですね。
最近では10代でも悩んでいて将来に不安を抱いている人も多いみたいです。
豊かな髪があるからこそヘアスタイルを楽しめるわけで、
髪がなくなってしまったらヘアスタイルがどうのこうのなんて言ってる場合じゃなくなりますね。
髪は「女の命」とも言いますから髪が豊かなだけで女性的魅力が増します。
髪の薄毛は切実に容姿の問題にもかかわってきます。
薄毛を感じたら手遅れにならないうちに原因を知ることが大切です。
本来、女性は男性と違って薄毛にはなりません。(先天性の疾患や外傷などは除きます)
女性ホルモンは育毛促進能力(毛母細胞の活性力)がもともと備わっているからです。
なので、女性が薄毛で悩むようになってきたことはなにか原因があるはずです。
女性が薄毛になる原因は更年期や加齢、無理なダイエット、ピルの乱用、生理不順、婦人病などです。男性より女性の方が明らかに化学薬品の接触は多いです。
いろいろな原因がある中でも、ヘアカラーというのは無視できない存在になっています。
特に白髪染めをしている年代の方が薄毛になってきたり、
10代のおしゃれを楽しむ年代でも薄毛が爆発的に増えているのは、このヘアカラーが原因という場合が非常に多いのです。
今回は私たちの身近にあるカラーと薄毛の関係にスポットを当ててお話ししていきたいと思います。ではさっそくはじめていきましょう。
Contents
1. 一夜でごっそり髪が抜けた私
髪を染めることが、将来の薄毛に繋がるのかどうかという議論は賛否両論あります。
でも、30年以上、薄毛に悩む女性を見てきた私の経験から確実に言えるのは、
薄毛に悩んできた女性のほぼ全てがヘアカラーを繰り返してきたということです。
そして、そういった女性はヘアカラーをやめて、健康な髪、頭皮を手に入れると、薄毛が確実になくなってきました。
ヘアカラーは今やどこでも手に入り簡単に短時間で染められます。
しかし簡単に綺麗に染まるのはなぜだろう?って考えて染めている人はまずいません。
私も美容師という職業柄、カラーブームに乗っかり個性的な色を求めて髪を染めていた時期があります。
カラーを繰り返すたびに頭皮が痛痒くてたまりませんでした。
かゆみや痛みって外観からはわからないし、おしゃれって自分の意志でしている事なので我慢が出来てしまうのです。
そんな症状が出ているにも関わらず、
美容師だから色の勉強もしたくて自分の髪をブリーチを使って染めていた時の体験談をお話します。
ブリーチとは脱色剤のことで、
洋服の染み抜きに使う漂白剤のようなもので、髪のメラニン色素を抜きます。
そして再び好みの色を入れる二度染めのことを言います。
黒い画用紙に絵を書いても目立ちませんが白い画用紙に絵を書けば狙った色を表現することが出来ます。
つまり黒髪を白い画用紙みたいな白い土台にしてから髪を染めると好みの色が出せます。
なぜそのような染め方をするかというと、外国人風の濁りのない透き通った色を出すためにはよく使われるテクニックです。
仕上がって鏡越しに見た瞬間、髪の色より髪の量が減ってしまったことにぞっと寒気がしました。
そして次の朝、枕元にどっさり髪が落ちているのを見た時は悲しくて涙がとまりませんでした。
その時にやっと気が付きましたね。色より健康な髪の存在のほうが大切なんです。
女性はメンテナンス次第では絶対に薄毛を改善できることを身をもって体験しました。
その後、ヘアカラーをやめて、正しいスキンケアを行い、健康な頭皮を手に入れたことによって、薄毛は完全になくなりました。
見た目を優先して痛むとわかっていても一度始めた髪染めはやめれない人が多いのではないかと思います。
仕事を辞めたらとか、70過ぎたら白髪染めをやめるよ、とよく言う人がいらっしゃいますが、習慣なのでそんなことではやめません。
髪を染めなければならないポジションの仕事もあるでしょうし、
髪染めって社会とのかかわりがありますから複雑です。
病気を患い入院してしまったら染めたくても染められなくはなりますけどね。
何か究極に困った時じゃないと髪染めの考えを変えることはまずないです。
自己責任でしている事なのでそれは個人の自由ですが。
私は究極に追い詰められその日を境に髪を染めることに対価を払うのではなく、ヘアケアに重点を置くようになりました。
ケミカルの特性を完全にマスターできたから美容の安全性を語れるようになったのです。
「ブリーチは強力だから髪が抜けたんでしょ」
と言われますが、普通のカラー剤は薄めているだけで、すぐには症状が出ないだけです。
薄めても毒は毒です。
薄めたものを何度も繰り返し使っていればじわりじわりと薄毛になる可能性が大きいです。
少しずつだからかえって気が付くのが遅くなってしまい手遅れになります。
じわりじわりの方が添加物の蓄積量が半端ないので厄介です。
白髪染めに使われる成分にも、薄毛を促進する添加物がいっぱい含まれています。
年々弱ってくる髪なのに染める頻度も多くなります。
生活習慣になっている白髪染めの方が実は改善させるのに倍以上時間も費用がかかります。
そうならないためにも早めの気づきが必要です。
女性のおしゃれは本能的な欲望だし個人の自由なので、おしゃれをやめるようなことはいえません。
だけどおしゃれを長く楽しみたいのであれば少なくても正しいメンテナンスは絶対に必要だということを主張します。
情報量がたくさんあるにもかかわらず何が正しいのかわからなくなっています。
情報の一つのアドバイスとして参考にして頂けたら嬉しいです。
では髪染めがなぜ薄毛に繋がる理由を具体的に説明したいと思います。
2. 女性が薄毛になる原因はもうわかっています!
薄毛になる原因は大きく分けると2つです。ホルモンバランスの乱れか血管の収縮です。
2-1 ホルモンバランスの乱れによる脱毛
まずはホルモンバランスの乱れによる脱毛についてです。
これは女性であればだれもが経験する一時的な脱毛です。
女性は出産や更年期の時にホルモンバランスが崩れ脱毛を経験した話はよく聞きます。
ホルモンバランスが乱れるということは、
女性ホルモン(育毛促進ホルモン)が減少して、男性ホルモン(脱毛促進ホルモン)が増加するので、脱毛につながるんですね。
ホルモンバランスが崩れている時期に今までと同じおしゃれを楽しんだりしてしまうと、
永遠に髪が生えてこない人もたくさん見ていますからお気を付けください。
正しいお手入れをしていれば、基本的には、女性ホルモンが優勢なので、薄毛にならないシステムになっているのです。
2-2 血管萎縮による脱毛
今問題に挙げられているのは、ホルモン以外での脱毛です。
これはホルモンバランスの乱れと違って、自分でコントロールできる脱毛です。
女性の脱毛の原因は8割以上が血管の萎縮によるものです。
血管の萎縮によってなぜ髪が育たないかというと、
簡単に言えば血がうまく頭皮に巡っていないということです。
血液は髪に栄養を届ける運搬車のようなもので、血管が縮み上がると、道路が狭くなり、
栄養を届けることが出来なくなって、脱毛に繋がっていくんです。
身体の健康には気を留めるものの、
頭皮の血の巡りに関してはあまり気にしない人が多いようようです。
頭皮と血流の関係を調べれば確実に女性の薄毛は改善できます。
血管萎縮はもちろん加齢の場合もありますが最近はヘアカラーの影響が大きいといわれていることを知っていますか?
血管が縮み上がるだけではなく、髪を作る細胞の働きまで悪くなることがわかっているんです。
ヘアカラーを使用すると、血管が縮みあがり、血液が髪に栄養が行き届かなくなり、
更には、髪を作る細胞まで壊してしまうんですから、そりゃあ脱毛につながります。
私が一夜でごっそり髪が抜けたのは、まさしくこういう仕組みで、脱毛が起こったのです。
私の身体はヘアカラーの影響で敏感に反応したから、一夜で起こりましたが、
普通の人ならあまり気が付かず、じわりじわりと体を蝕んでいくので、次第に薄毛になっていくのです。
成分のことなどよく分からず使い続けているカラーやシャンプーを使い続けた結果、
頭皮にかゆみや痛みがでて、最終的に脱毛という結果になっている人も多いかも知れませんね。
さて薄毛になりたくない人はどうしたらよいのでしょうか。薄毛になりたくない方にもうすこし詳しくお話ししていきましょう。
3.薄毛はあなた次第でなおる
女性は基本的には、薄毛になりません。
今まで見てきたように、女性が薄毛になるのは、毒性のある化学薬品(ヘアカラーなど)を使用することによって、血管が縮こまり、脱毛するのでした。
では、薄毛にならないためにはどうすればいいのかを次に見ていきたいと思います。
3-1.毒性のある化学薬品(ヘアカラーとシャンプー)を辞めて、頭皮を健康に保つ
薄毛を改善するためには、何よりもまず毒性のあるヘアカラーやシャンプーといった化学薬品の使用をやめて、頭皮や健康を保つことです。
まず、カラーですが、辞めるのが一番です
どうしても、カラーがやめられない場合は、一番簡単に誰でもできる育毛の方法があります。それはシャンプーの見直しです。
特にシャンプーに注意したいのは、合成界面活性剤です。
市販のシャンプーは合成界面活性剤を使って汚れを落とすといった手法です。
確かに値段はお手ごろだし、何の支障もないような気がします。。
合成界面活性(市販のシャンプーによく含まれている)を使わない方がいいです。
石油から人口的に作られるものだから刺激が強いです。
人間の頭皮は保護被膜のようなものが分泌していてバリアの役割をしています。
このバリアがあるから、めったなことでは頭皮のトラブルは起こりません。
しかし、最近ではカラーやシャンプーなどの化学薬品の接触が頻繁で、自分で知らず知らずにバリアを壊しています。
シャンプーなどの身近なものでさえバリアを壊し続けているのに、
そのうえカラーをすればトラブルが起きてくるのは当然と言えば当然ですよね。
ここで気をつけたいことは、全ての界面活性剤が悪ではないということです。
なぜなら界面活性剤がなければ汚れがきれいに落ちないからです。
汚れがきちんと落ちないとそれはそれで不潔からおこる脱毛を招きます。
では、どうすればよいのかというと、石油からできた合成界面活性剤の使用はやめ、
天然成分の界面活性剤できちんと汚れを落としましょう。
では、どんなシャンプーを選べばよいでしょうか?
私がお勧めするのはコクレイシャンプーです。
市販のシャンプーと比べて何が違い、どう凄いのかを簡単に説明しましょう。
一般的に、洗浄力が強いシャンプーはやめた方が良いと言いますが、そうではなく洗浄力はあった方が良いです。
シャンプーはきちんと洗えている事が第一目的です。
最近のシャンプーはムードだけが先行して 「洗う」 という役割に適したものが見つかりません。
洗浄力が強く、刺激のないシャンプーが理想です。
私のオススメシャンプーは、老廃物はごく微量の石鹸でとらえ、皮脂の汚れは天然界面活性剤できっちり除去します。
(石鹸カスが残らないのは天然界面活性剤で取り除いているからです。)
頑固な汚れであるたんぱく質(アカ)は酵素の働きによって分解され除去します。
汚れをセクションごとに分業して汚れを落とすことができるのはコクレイシャンプーだけです。
毒性の強いカラーをしたら、染料などの汚れをしっかり落として、失った栄養を髪に与えていく作業ができるシャンプーです。
もし、コクレイシャンプーに興味がある方は、
私の特製のマニュアル付きでこちらのフォームよりご購入することも可能なので、ぜひ、お申込みください。
だれでも必ずシャンプーはします。シャンプー選びにこだわることで、だれでもできる簡単な育毛方法です。
3-2.かつらの使用について
脱毛は何をしても治らないと諦めてしまうと、かつらのコマーシャルが気になってきます。
状況によってはもちろんウイッグは必要だと思います。
しかしおしゃれで薄毛になってしまったとすれば、原因があるのだから原因を辞めればかつらは必要なくなります。
かつらは毎日洗えないので雑菌が繁殖しやすく、汚れたかつらを毎日長時間かぶり続けたらやはり髪は生えにくくなります。
かつらの着脱の時もせっかく生えてきた産毛が抜けてしまう場合もありますから神経を使いますね。
髪の脱毛は不潔から起こることも知る必要もあります。頭皮を清潔にすることだけでも改善の余地は十分あります。
薄毛を真剣に治そうと思っている人は、かつらの使用は慎重に考えることをおすすめします。
かつらを考える前に、ヘアカラーとシャンプーの見直しを先にした方が良いと思います。自分の髪に勝るものはありませんから。
女性はムードが好きな気持ちもわかりますが、ムードばかりにとらわれていると大切なものを失うかもしれません。
髪は長い友達でお金で買えない価値がある。
どこかで聞いた言葉です。(笑)
今を楽しむか、その先のことを考えるか それはあなた次第ということですね
まとめ
では、最後に今日のまとめをしておきたいと思います。
基本的には女性は女性ホルモン(育毛促進)が優勢なので薄毛にはらないようなメカニズムになっています。
女性の薄毛の原因の理由は大きく分けて2つあります。
一つはホルモンバランスの乱れ、もう一つは血管の萎縮から起こります。
ホルモンバランスの乱れによる脱毛は一時的なものであり、
女性であれば誰もが経験するものなので、ある程度仕方ないですが、血管収縮の方は自分で防ぐことができます。
毒性のあるヘアカラーやシャンプーを使い続けることをやめることで、女性の薄毛というのは確実になくなっていきます。
今だけのおしゃれを楽しむのか、この先のおしゃれのことを考えながらおしゃれをするかは自分次第ということになりますね。

プロスパー理学美容院オーナー。
横浜市泉区和泉町にて、「毒性のある化学薬品を一切使わない」美容院をオープン。
「あの頃の自分に戻れる」をコンセプトに、薄毛、白髪、縮毛、損傷毛に悩んでいる方を、
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