2017/03/12
日焼け止めは必要?太陽を浴びなければ健康な皮膚は作られない
どうも!プロスパー理学美容院の遠藤です。
いきなりクイズです!
夏が近づくと良く聞く言葉。すでにに夏の風物詩にもなりました。さてなんでしょう?
答えは・・・
「紫外線対策をしてお出かけください」という言葉です。
「対策」?という言葉に「ん?」と反応する遠藤です。今回は紫外線は全てが悪いのか?ということを考えて見ます。
布団や洗濯物を干すたびに、お天道様ってありがたいな、といつも感謝している私にとって、全面的に主張してくる「紫外線対策」といわれると、ちょっと悲しくなります。
さて、あなたは「紫外線対策してお出かけください」という文字にどんなイメージを持ちますか?
帽子、長袖のシャツ、日傘、ファンデーション、そしておなじみの日焼け止めなどで紫外線対策を練ると思います。
帽子や、日傘は納得がいきますが、さて日焼け止めは本当に塗らなければならないのでしょうか?
日焼け止めは本当に必要なのでしょうか?というお話しを始めていきたいと思います。
大人は何をどうするのも自由ですが、子供は自由意志はありません。
実は、以前から大人も子供も日常生活の中で、日焼け止めは必要ない、と個人的に思っています。
私の想いを語ると、ほとんどのお母様は、「いやいや、紫外線が怖いから、絶対に日焼け止めは必要よ・・・」とおっしゃられます。
日焼け止めごときで、場の雰囲気が悪くなることもあります。
そのたびに日焼け止めのポジションってすごい力がなるものだなあと、ある意味感心してしまいます。
日焼け止め賛成派の方は、この先をお読みになると快く思わないかもしれません。
しかし、どんな日焼け止めが肌に安心なのかしら?と探されている方には、一つのご提案ができると思います。
Contents
1.日焼け対策!太陽は嫌いですか?
太陽は嫌いじゃないけど紫外線は嫌いなんていう人はいませんか?太陽イコール紫外線です!
太陽が嫌いということは食べる事も嫌いということに繋がります。日光不足だと植物は育ちませんから食物が乏しくなります。。
植物は太陽が必要で人間には必要がないのでしょうか?人間だけが、太陽がなくても成長できるなんて論理的におかしいです。
日照不足で野菜の値段がぐっと上がると、
「野菜の値段が高くてね~!!ネギ1本が200円もするのよ。高くて買えないわ」
と主婦様たちの井戸端会議に登場するネタが、日照不足の野菜のお値段の話題です。
「紫外線対策」をしてお出かけください、という言葉は太陽を避けるってことですからね。
大げさかもしれませんが、太陽エネルギーを捨てるような言葉に聞こえてなりません。メリットを完全放棄してもいいのでしょうか?
紫外線という恩恵を無料で頂いているチャンスを、棒に振ってはいけないよ、というのが今回のお話しです。
太陽礼拝と言って太陽に感謝の気持ちを込めてお祈りする国もあれば、
日本のように、太陽に対して恩恵の言葉どころか、「対策」という表現をする国もあります。
さて、日焼け止めは本当に必要なのでしょうか?
1-1.紫外線対策?赤ちゃんにも日焼け止めは必要なのでしょうか?
小学校の理科で虫メガネを使い日光を集めた実験をしませんでしたか?
虫眼鏡で日光を集めると、紙が焦げました。小さく集めれば集めるほど紙は熱くなり焦げました。
紫外線は「危険だ!」とその時は思ったかどうかは、自分でもあまり覚えていませんが。
少し前のファッションでも、、肌が黒いことがステータスでした。夏休みが終わると、誰が一番黒いか競い合ったものです。
私は、海が大好きでした。黒くなりたくて、わざわざ顔にもサンオイルを塗っていたくらいです。
流行りましたよね~。サーファールック!(すでに死語?)
サーフィンしないのに肌は真っ黒に焼いて、サーファーの真似をする人もたくさんいました。陸(おか)サーファーと呼んで一世を風靡しました。
何を言いたいのかというと、「日焼けブーム」が、突然「美白ブーム」に変わっていたことです。
急に黒から白ですよ!急にブームを変えられても困ります!昨日のガングロから
一夜にして美白になれって言っているようなものです。これが流行です。
ほんと流行って、あっという間に変わちゃうんですよね。今までなんだったんだ?と過ぎてみて気が付くことがあります。
今、日焼け止めを赤ちゃんにも塗るママが多いそうです。。
紫外線から我が子を守る気持ちは素晴らしい愛情の表現の証だと受け止めることもできます。
しかし成長過程の子供には絶対に日光が必要です。
昔の話をするとイエローカードが出そうですが、赤ちゃんは裸にさせて日光を浴び、マッサージをしてあげることが健康法でした。
赤ちゃんから日焼け止めをつけるということは、日光を奪うようなものです。
戦後の健康法はご存知ですか?(またまた昔のお話・・)
乾布摩擦です!太陽の元で「おいっちにー」と乾いたタオルで背中をこすりました。
これは食糧事情が悪かった背景からから生まれた、健康への知恵でした。
骨を強くするのは、小魚をおなか、い~ぱい食べたとしても、日光浴に勝るものはありません。
ビタミンDをせっせと、食べればいいってものでもありません。
体全体に運搬してくれるのは、太陽の栄養素に含まれているリンです。
運搬しなければビタミンDの効果は出ません。ビタミンD不足の代表格が骨粗鬆瘡(こつそしょうしょう)です。
小学校の運動会でも先生たちは戸惑っています。
それは、騎馬戦や、組体操の練習中に骨を折る子供も増えているからだそうです。
思い返せば、我が家の子供の時もそうでした。
騎馬戦の練習中、転倒し腕の骨を折ってしまったお子さんがいて、その後、職員会議で騎馬戦を行うか止めようか話し合いが持たれました。
騎馬戦は予定通り行われましたが、厳戒態勢で行われたことを覚えています。
騎馬を作った子供の周りに、先生たちが3人で囲いこみ、落ちた子をキャッチすると言った、今まで見たことがない、騎馬戦でした。
最近の子供は、骨が折れやすくなっていることを、その時感じました。
子供の頃に太陽を浴びなくて、いつするのでしょう?
子供から太陽を奪うようなことは病気になってください、と言っているように聞こえてなりません。
「オゾン層の破壊で皮膚がんになったらどうするのよ~」という声が、どこともなく聞こえてきます。
癌も怖いですが、一番紫外線で恐れているのは、お母さん。ひょっとしたら、あなたかもしれませんよ?
健康のことよりも、しみやそばかすなどが増えたら困るというのが最大の悩みではないでしょうか?
しみで醜くなりたくないから日焼け止めやファンデーションをつける,と言った考え方が勝っているようにも感じます。
健康というよりは欲望なのかもしれません?
…というわけで皮膚がん予防シミなどの色素沈着予防ということで、
紫外線対策は何の疑いもなく生活の一部に溶け込んできましたが、
メリットを捨ててしまうかもしれない、と少しずつ危機感を感じてきました。
さてここからが、美容の領域です!堂々と書いていきます!
では紫外線ってなんですか?
1-2.紫外線ってそんなに悪いものなのでしょうか?
さて、皆様が悪だという以上、「悪」の理由を聞かせてください。
紫外線ってなぜそんなに嫌うのですか?紫外線って何ですか?
太陽から放出される太陽光線の一つ。電磁波です。
電磁波は紫外線だけではないです。
ガンマ腺、X線、紫外線、可視光線、赤外線、電波と続きます。地球に届かない電磁波もありますよね。
その一つ、それが紫外線です。
小学校の理科の実験で登場するくらいですから、紫外線は私たちの生活にあまりにも密接な関係がある訳です。
井戸端会議に、「ねえねえ、携帯電話の電磁波、こわいわよね」とか、
「電子レンジの電磁波怖いわよね」という声は、便利なものだから会話にはほとんど出てきません。
レントゲン検査はX線です。まさかお医者さんに「放射線量はどのくらいですか?」なんて聞く人はまれだと思います。
診察をして頂くためには必要な検査ですから、良いとか悪いとかの話しではないからです。
電磁波の一つである紫外線はメリットの方が多いですよ。
紫外線という名前はお茶の間に出て来ても紫外線の長波はどのくらい?なんて話は出てきません。
だから、紫外線のことを実はわかっていないんです。
お茶の間でくつろいでいる時に繰り返し流れてくる心地よい、紫外線対策のBGMに少々酔いしれてしまいましたかね?
でもね、紫外線のたくさんのメリットで私たちは健康な体を維持しているんですよぉ!
1-3.紫外線対策ばかりに夢中で本当にいいの?紫外線は命の源です!
地球上の多くの生命体は紫外線を利用して繁栄してきました!
もし紫外線がなければ人間は存在していなかったはずです。
だって、想像してみてください!
雨ばかり、曇りばかりで真っ暗な生活は嬉しいですか?じめじめしていたら気持ち悪いじゃないですか。
皆様が大嫌いな菌もカビも繁殖し病気になります。雨の後カラット太陽に当たると気持ちいいですよね。
紫外線のない世界では活発な生命活動はできません!キッパリ!!
そもそも、人間の身体は本当によくできていて、
人類が誕生し、進化の中で悪性の紫外線を、ほぼ完璧といえる防衛能力を作ってきました。
人間には悪性の紫外線から自ら守ることができるのです!
はい!もーいちど言わせて頂きます!
悪性の紫外線から身を守る能力を人間には備わっています!!
さてどのように守ることができるのかをお話ししてみたいと思います。
どのように悪性の紫外線から身を守っていると思いますか?
2.紫外線と仲良しになるために、紫外線のメカニズムを知ろう!
紫外線には良性の紫外線もあれば、悪性の紫外線もあります。一般的に紫外線は短波、中波、長派に分けられます。
波長の長さによって紫外線の働きは違います。
2-1. 紫外線の種類と働きを考えてみよう!
紫外線は短波、中波、長派の3つに区分して考えているのが一般的ですが、
他社とは区分の仕方が違うので、紫外線の種類と働きをお話しさせて頂きます。
紫外線を機能別に分けて分類するとこのようになります。
紫外線の単位を、オングストロ―ムといいます。記号をÅで表記します。(1mmの1/1000万)1mmの一千万分の1って想像もつきません。
2,700Å~2,900Å 悪性の紫外線です。
・日焼けによる炎症
・光過敏症の発生
・色素沈着の発生
・老化促進
2,900Å~3,300Å 良性の紫外線
・カルシウムの吸収促進
(この波長を浴びなければビタミンDは作れない)
・皮膚の免疫性の強化→マクロファージの強化
(マクロファージとは、毒性をムシャムシャ食べてくれることをいいます。
マクロファージが元気になると、めったなことがない限り病気にはならないのは太陽のおかげです。)
・皮膚のターンオーバーのサイクルが良好になる
(42日~46日が理想。早すぎても遅すぎてもダメです。ちょうどよいサイクルを日光浴をすることで調整することができます。)
・カルシウムを体内に運んでくれるリンの吸収促進できる
(カルシウム運搬作用)
3.300Å~4,000Å 良性の紫外線
・皮膚免疫力の強化(勝るものはない!)
・自然治癒力の強化(勝るものはない!)
・ストレス解消若返り物質が出る
(セロトニン)→うつ病の改善
・よく眠れる
(メラトニン)→この波長に当たらないとよく眠れない
・悪性の紫外線をカットする
(メラニン色素の増加)→悪性の紫外線から身を守る
最大の今日のポイントです!
3.日焼け止めにも問題点は、あるかもしれませんよ?
日焼け止めというのは、大きく分けて二種類あります。紫外線吸収剤と紫外線散乱剤というものです。
この2つ、どこがどう違うんでしょうか?
私は化学物質にぜ~んぜん興味がないので、化学のことは化学者さんにお尋ねくださいね。
きれいになるか、ならないかで説明させて頂けるのであればさらっとお答えができます。
日焼け止めには2つの問題点があります。
一つは原料の問題、二つ目には紫外線を操作することが問題です。
3-1.本当に肌に安心?原料の問題点
美容師は、きれいかきれいじゃないか?が仕事です。
綺麗な皮膚作りのために成分を考えてみることにしましょう。
日焼け止めは「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2つが主流です。
この2つの性質は違います。まずは紫外線吸収剤についてお話しさせて頂きます。
3-1-1.肌に優しいのかな?紫外線吸収剤について
紫外線吸収剤は紫外線を吸収して紫外線をゼロにしてしまおうとするものです。
紫外線は皮膚の中に届かないように工夫されています。
紫外線吸収剤の主な原料は、安息香酸エステル系、サルチル酸系が主流です。
紫外線吸収剤の原料は化学物質で構成されています。
化学物質は地球上に存在しない物質を合成してつくるものです。
化学者ではなくても、なんとなく毒性、刺激性、異物性を本能で感じます。。
使用されている化学物質が、いいのか悪いのか、という答えは今は誰にもわかりません。
答えというのは、この先になってみなければ誰にもわかりません。結果待ちです。
さて日焼け止めというと、その他に紫外線散乱剤があります。
3-1-2.本当に肌に安心なのかな? 紫外線散乱剤について
紫外線散乱剤はわかりやすく言うと、ファンデーションの原料と同じと考えていいと思います。
おしろい(白い粉)の歴史は古いです。
遣唐使が中国の文化を伝えた頃に、白い粉つまりお化粧の文化を持って帰ったと言われています。
なので紫外線散乱剤は、ファンデーションと同じ重金属ですから、紫外線吸収剤よりはるかに歴史は古いということになります。
紫外線散乱剤は地球上にある重金属で作られています。地球上にあるものが全てが安心か?というとそうでもありません。
ファンデ―ションの原料は、白色顔料、着色含量、体質顔料で成りたっています。ご参考までに、成分を書いておきます。
1.白色顔料 酸化チタン・酸化亜鉛・その他
2.着色顔料 黄酸化鉄・サンカクロム・水酸化クロム・群青・その他
3.体質顔料 タルク・カオリン・炭酸カルシウム・ケイサンマグネシウム・その他
代表的によく使われる白い粉は、タルクやカオリンというものが白い粉の元です。
鉱石です。
紫外線散乱剤は、鏡のように、光を発散、反射させて体内に紫外線を吸収させないようにするものです。
3-2.紫外線対策は、紫外線を操作することが問題
赤道直下の黒人は太陽がギラギラ輝く太陽の下で、平気で裸で歩いても何のトラブルもありません。
環境には、環境に適した人種が住めるようになっています。
だから紫外線の操作をしなくても暮らせるはずです。
ちなみに黒人も黄色人種も、同じメラニン色素、「ユウメラニン」です。
肌が黒ければ黒いほど、悪性の紫外線は、体内に入ってこれないようになっています。
日常生活の中で、紫外線を操作しようとすることが間違えています。
人間の身体に必要とされる良性の紫外線(2,900Å~3.300Å)の波長は、紫外線吸収剤でカットされています!
重金属が主成分の紫外線散乱剤は良性である紫外線(3,300Å~4,000Å)をカットしています。
どういうことかと言えば、良性の紫外線を日焼け止め剤や、ファンデーションでカットしていることになります。
とてももったいないことをしていますね。
日焼け止めで良性の紫外線をカットしているとどうなるかというと、逆に悪性の紫外線が皮膚への侵入を促進させています。
逆に光過敏症、肝斑、リール黒皮症などの色素沈着ができ、同時に老化を促進していることになります。
場合によっては、日光浴不足で起きる、尋常性乾癬という皮膚病を発生する場合もあります。
尋常性乾癬のことは詳しく説明しているのでこちらもお読みください。尋常性乾癬|猛烈なフケが肌から落ちる尋常性乾癬
紫外線を操作しなくても人間は、長い進化の中で良性の紫外線(サンタン)の働きで悪性の紫外線(サンバーン)をカットしてきたのは事実です。
それと同時に太陽の恩恵でビタミンDを作る能力も獲得し、皮膚免疫力や自然治癒力を高めてきました。
わざわざ日常の生活において、日焼け止め剤を使用して、コントロールするという考え方に疑問を抱きます。
「どんな日焼け止め剤が肌に優しいですか?」
とちょくちょく聞かれますが、日焼けをしないということがそもそもばかげた考え方だと思います。
人間は外で働くようにできていて、自然と太陽の恵みを頂きながら生きてきたのです。
「今は、昔と違うんだ!」というご意見もあると思います。
オゾン層が破壊をしたから、紫外線が危険だ!という主張ですね。
でも、もとをたどればオゾン層の破壊は人間がしてきたことの結果ではないでしょうか?
暑いし、日焼けをしたくないといってお家の中でクーラーや冷蔵庫のフロンガスなどや排気ガスなどでオゾン層の破壊をさせています。
便利は手に入れることができましたが、温暖化という問題も一緒に手に入れることになったのです。
もしオゾン層の破壊で紫外線が怖いというのであれば、よけいに肌は色黒になって防波堤を作らなければならないです。
悪性の紫外線をブロックするのは、色黒、シミ、そばかすなどの色素沈着の出番です。
外観の美と生体防衛能力は真逆の位置にあります。
いくら身体を守るためにシミができて良かったね、と褒めたたえても、誰も喜ぶ人はいらっしゃいませんけどね。
身体をいくら守ってくれても、「シミはやだ!」という声が洪水のごとく押し寄せてきます。
洪水から逃げるわけではありませんが、しみのお話しは長くなるので、今度じっくりお話しすることにします。
今回は日焼け止めやファンデーションをつけない男性との比較でお話しさせて頂きます。
4.日焼け止めや化粧をしていない男性はしみだらけですか?!
女性のお化粧は本能ですが、男性は趣味です(?)
基本的には男性はお化粧はしないという前提でお話しをさせて頂きます。
男性は、男性ホルモンで管理されている生き物です。男性ホルモンは、美とは無縁です。
男性は男性ホルモンの働きで色黒や角質が厚くなるように、もともと生まれた時からデーターに組み込まれています。
荒野をさまよいながら狩りに出かけるためには必要でした。
色黒や色素沈着は悪性の紫外線からの防波堤だからです!色黒、角質が厚くなることで悪性の紫外線をブロックしています。
女性は、女性ホルンモンで支配されているので、男性のように、色黒が定着することはまず、考えられないです。
メラニン色素が、長期に渡って残留することがない生き物です。
生まれ持った色よりもっと、もっと色白になりたい場合はブリーチで漂白しますか?肌が痛みますよね。
一般の主張が正しければ、美と無縁で、お肌の手入れをしない男性がみんなシミだらけか?ってそんなことはありません。
かえって40代半ばになってくると、化粧や、日焼け止めをつけるという生活習慣のない、男性の方が肌が綺麗です。
そんなに紫外線が悪ならば、高校野球も夏休みに行うこともないはずです。(個人的な意見です)
高校野球児が、みんながみんな数時間おきに日焼け止めをつけているのか一度聞いてみたいです。
もしも、日焼け止めやファンデーションを塗ればシミはできない、
という主義主張が正しければ、世の中の女性はだれひとりしみなんて、できないはずです。
しかし、そうでもなさそうです。
女性が一番恐怖に思っているのは、しみやそばかすです。確かに悪性の紫外線もあります。
5.日焼け止めで、悪性の紫外線をカットできるのでしょうか?
悪性の波長(2700Å~2900Åの波長)が皮膚に当たり、場合によってはこの波長で皮膚を損傷させてしまいます。
傷ができた事で「エンドセリン」という物質が分泌される場合があります。
エンドセリンは、若返りの物質(チロシン)を破壊する力が凄いです!
とどうなるかというと、黒色のメラニンの顆粒ができます。(ユウメラニン)
その結果、表皮のくすみの原因になりその先は肝斑と進む可能性が高いです。
何度も言いますが、けして「しみ」や「くすみ」ができることは悪いことではありません。
傷をつくってしまったから、悪性の紫外線が体内に吸収されやすくなってしまったので、しみが必要になったのです。
顔じゅう全部にシミができるわけではありませんよね。
ところどころに、しみができるのはなぜでしょう?
部分的に皮膚が弱っているから、弱っている部分にしみというガードマンが現れたのです。
本当だったら、助けに来てくれたガードマンさんに感謝しなくてはなりません。
しみやくすみは健康維持のための防波堤になっています。
しみができなかったら、ひょっとして長生きができないかもしれませんよ。
このしみやくすみのことを多くの女性が恐怖に感じているのですが、
先ほどもお話しさせて頂いたように、2700Å~2900Åの悪性の紫外線の波長は、
日焼け止めやファンデーションでカットはできません。
残念ながら、悪性の紫外線である2700Å~2900Åをカットできる物質は今のところ見つかっていないそうです。
どうしてもこの電磁波を防ぎ、しみを作りたくないというのであればお面をかぶってください。
女性は、色黒や、シミを心配するあまり、
日焼け止めやファンデーションを使用するため、
有益な紫外線を遮断させ、逆に、悪性の紫外線を侵入させ、
肝斑やリール黒皮症を作っている場合が考えられます!
紫外線を操作しようと考えることが間違えています。
しかし、いろいろな諸事情でファンデーションは止められないという女性も多いです。
また女性の化粧は長年の歴史であり文化です。
白いお粉は女性の楽しみなので許容範囲は広く開けておくべきだと思っています。
そのためには、お帽子や日傘などで悪性の紫外線対策をして、正しいスキンケアを行うことが重要です!
色素沈着を起こさないようなメンテナンスをしながらお化粧を楽しんで頂ける、ご指導を徹底的にお伝えしています。
シミや、そばかすができないための最も効果が期待できる方法をご提案いたします。
メンテナンスのご相談は、いつでも私にしてください。
まとめ
では、今回のまとめをしておきます。
夏になると、紫外線の話が話題になります。
日焼け止めを塗るという習慣は、すっかり定着してきました。
果たして日焼け止めは日常的に使用すべきなのでしょうか?
人間は長い進化の中で、自らの力で、悪性の紫外線をカットできる、完璧な防衛反応を作ってきました。
しかし環境の変化も加わり、最近ではオゾン層の破壊で悪性の紫外線を浴びると皮膚がんになる心配があると言われています。
考えなくてはいけないことはオゾン層を破壊させてしまったのは、だれか?ということです。
もしも、悪性の紫外線が降り注ぐのであれば、なおさら日焼けをしなければなりません。
なぜなら、色黒、しみ、そばかすなどは悪性の紫外線から身を守る防波堤だからです。
体の防衛反応と「美」は真逆の位置にあります。
とは言っても、「しみができて良かったね」、と誰も喜ぶ人はいませんね。
女性は、男性よりも自然治癒力が優れています。女性ホルモンは、美白効果(色素分泌の抑制)を備えています。
しかし、色黒や、しみを心配するあまり、日焼け止めや、ファンデーションを使用して、悪性の紫外線を侵入させています。
かえってしみなどの色素沈着になりやすく、逆に老化を促進させてしまいます。
お化粧は、長い歴史があります。お化粧は女性の文化でもあります。
色々な諸事情もあると思うのでお化粧を全否定するつもりはありません。
そのためには、正しいスキンケアが必要です。
悪性の紫外線は帽子や日傘などで対策し、 色素沈着を起こさないメンテナンスの方法を呼びかけます。
メンテナンスの方法は、いつでも私、遠藤に聞いてくださいね。
太陽に背を向けない人生を送りましょう。

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[…] 「日焼け止めの本当の効果とは?|日焼け止めで紫外線対策はできない」より抜粋 […]